略してあの花。
おもしろいですね。
人物や舞台といった、基本的なものの設定は現実に即したものになっている。
その上にファンタジー色を混ぜてストーリーを作っていくもの。
私はこの手のアニメが大好きなのだ。
「現実に即した設定の上にファンタジーを積み上げる」という構造は、「我々が現実世界で夢想をする」という構造とだいたい同じだ。
よって一般人の夢想の世界を超えるおもしろいストーリーが最低限必要だ。
ということで、ストーリーはだいたいおもしろいのだ。
さらに、このような作品ではアニメーションのレベルが高いことが多い。
良い作品となるために、感情や状況のイメージが高められてストーリーのリアリティが増すようなアニメーションが要求されるからだ。
アニメーターの実力が非常に重要になってくるため、面白い作画や、堅実で上手な作画がたくさん出てくることが多い。
ストーリーがつまらなくなってきても、作画がしょぼくなってきても終わり。
良い感じで進んでいくほどに、おもしろくなってくるほどに、色々な意味で期待と不安が膨らんでハラハラする。
こんなに楽しいアニメは無い!
エロゲでよく見る設定な気もするが、トラどら面白かったし製作もA-1 Picturesだし。
あの花はきっと良い作品になるだろう!
といった感じで楽しみにしている、あの花第2話「ゆうしゃめんま」。
良すぎるぐらいに良い作画だった!
気づけば5ループぐらいしていたが、今後が不安になるくらい良かったように見えてきた。
とりあえず2話のBD購入はめでたく決まった。
しかし、誰が描いたのかがわからない。
エンドロールに載っていた原画6人の名前が、一人もわからなかった。
作監の恩田佳子氏にも見覚えがなかった。
こんな絵を描く人だったのか。
覚えておかなくてはいけないね。
本当に上手すぎなくらい上手かった。
良いレイアウトだ!
これだけでも上手い。
モブの芝居まで細かい。
画面のキャラ全員に細かい動きがある。
しかも、ちゃんと芝居させたうえでフォーカスキャラは目立つように、モブは目立たないように。
モブ入り原画は全部同じ人だろうなぁ。
動き方にむらが無いから、最初は一人原画かと思って見ていた。
めっちゃ上手い。
焼肉のところ。
動きがずいぶんハイレベルだ。
ぽっぽは骨が太いし、めんまはふわふわしてるし、じんたんはダルそう。
アップで動いてもわちゃわちゃしないのは、やっぱりフォーカスが意識されてるから。
ここではめんまかな?
自分が好きなだけかもしれないが。
ほんと上手い。
階段を駆け上がるじんたん。
抜きの上手さが尋常じゃない。
書いた人が知りたい。
マジで上手い。
あなる。
妙にエロい・・・。
「生きている線」が引ける人は、イメージをなぞるように絵が出てくるという・・・
骨が出てるところとお肉がでてるところの質感の描き分けがすごい。
非常に上手い。
やっぱ作監系の人ではないのかな。
動きの揃い方が「修正」のレベルじゃないもの。
6人の内の誰かが大量に描いたのだろう。
でもこんな大量に上手い原画を上げられる人なら知ってるはずだよな。
う~ん。
こういうときに困らないようになりたいなぁ。
なんてことを考えながら色々見ていたら、松本憲生がノンクレでやってるという話が出てきた。
でもノンクレだ!と書くのは怖いことだよね。
エンドロールの人たちを否定するということになるから。
追記
やっぱり松本憲生のノンクレでFAのようです。
追記2
田中宏紀もいたみたいです。